同窓会の会費の決め方!年代別に会費の目安をご紹介!

公開日:2024.4.13 / 更新日:2024.10.26

「同窓会の会費はどれくらいが目安?」
「先生からは徴収する?」
「男性・女性で回収費用は変えた方が良い?」など、同窓会のお金の疑問に感じている方もいるでしょう。


この記事を読むことで会費に関する疑問が解消できるようになるので、ぜひご覧ください。

この記事では同窓会の会費について詳しく知りたいと感じている幹事のため、パーティー会場の検索サイト「Speedy」の同窓会の問い合わせ実績をもとにリアルな情報を紹介します。

【同窓会の幹事の準備】幹事経験者1,009人へ費用・参加人数・開催時期なども徹底リサーチした記事も参考にして下さい。

【年代別】同窓会の会費の目安

同窓会の会費は、適正な料金を検討して設定しなければなりません。

パーティー会場の検索サイトである「Speedy」を利用された問い合わせ実績の場合ですと、6,000円>8,000円>5,000円>10,000円の順で多くお問い合わせをいただいています。

ここでは、20代、30代以上の会費の目安を解説します。

20代:5,000~8,000円

20代の同窓会だと、会費の目安は5,000~8,000円です。

20代のうちはまだ自由に使えるお金がそれほど多くなかったり、子育てなどで自由に使えるお金が限られていたりする方もいるので、あまり高額な会費を設定するのは向いていません。

居酒屋やレストランを会場としている同窓会が多く、こういった場合は5,000~8,000円が目安となります。

ただ、20代でも成人式の後に行われる同窓会は少し奮発するケースが多く、8,000円を超える会費が設定されるケースも珍しくありません。

30代以上:8,000~10,000円

30代以上の場合、同窓会の料金目安は8,000~10,000円程度で考えておくと良いでしょう。

料金が抑えられる居酒屋よりも、レストランやホテルの宴会場を利用した少し落ち着いた同窓会の人気が高くなります。

料理の質を重視する方も増えるので、30代よりも料金は多めに考えておきたいところです。

また、60歳以上では宿泊を兼ねた同窓会を開催することもあります。こういった場合は10,000円を超える会費がかかることも多いです。

Speedyでの調査以外で、同窓会の幹事約1,000人の方々へ調査したところ、同窓会の会費は下記の結果も分かりました。参考にされて下さい。

会場費の消費税の扱いはどうすべき?

会場費の支払いに関して疑問に感じやすいのが、消費税の扱いです。以下2つの選択肢があります。

会場と交渉してキリの良いプランにしてもらう

細かく調整してもらえる会場であれば、交渉を行い、消費税も含めてキリの良いプランにしてもらうと良いでしょう。

はじめからキリの良い料金が設定されている場合は税抜である可能性が高いので、よく確認してください。

参加者から多めに徴収し、余剰分を二次会の会費に使う

あらかじめ余った分を二次会料金に補填する目的で「予備費」として多めに徴収しておくのも一つの方法です。

消費税が別途発生する場合は、この予備費から支払いができます。

会場費の支払いについて知っておきたいこと

会場費をどのような形で支払うのかも確認しておきましょう。

基本は一括振り込みでの前払いか当日払いであり、クレジットカードに対応しているかは会場によって異なります。それぞれ解説します。

一括振込で前払いor当日払いが基本

会場費の支払いは、一括振り込みによる前払いか、当日払いを設定している会場が多いです。個人からの予約の場合、請求書支払いには原則対応していません。

前払いをする場合は、あらかじめ前金制であることを告知して指定の銀行口座に振り込みをしてもらうのも良いでしょう。当日徴収するのと比較して幹事も当日はお金の管理を気にすることなく楽しめるようになります。

クレジットカードへの対応可否は会場による

クレジットカードでの支払いに対応しているかは会場によって異なります。レストランの場合はカード払いに対応しているところがほとんどです。

一方で、ホテルや結婚式場の場合は、たとえば30万円以上のように料金が大きいと手数料の関係でカードの支払いがNGの場合もあります。これは、クレジットカードで支払いを行う場合、会場側が2~3%程度の決済手数料を支払わなければならないからです。

会場によって対応が異なるので、事前に良く確認しておきましょう。

二次会の会費の目安

同窓会の後、二次会を行うこともあります。二次会の会費の目安は、3,000~5,000円程度です。一般的にはリーズナブルな料金設定の会場が選ばれています。

一つの目安として、一次会と二次会で合計10,000円〜15,000円以内の会費に収めるようにしましょう。同窓会への参加確認をする際に二次会への参加の有無も確認しておくと適した会場を検討しやすくなるため、料金も考えやすくなります。

【会場費以外】同窓会の会費の内訳

同総会を開催するにあたり、会場費以外にも料金がかかります。

会費を検討する際は、以下の料金も含めて考えましょう。

案内状の作成・送付料金

案内状の印刷代や送付のための料金は運営グループが負担するのではなく、会費に含めて問題ありません。

この料金を抑えるため、SNSなどで案内状を送るケースも増えてきました。無料で対応できれば、それだけ会費も抑えられます。

会場設備の利用料

会場の設備を利用する場合、別途利用料が発生することがあります。

例えば、プロジェクターやマイクといった設備です。会場によって設定が異なるのでしっかり確認しましょう。

関連記事:同窓会を成功させる会場の選び方とは?幹事のスケジュールも確認

備品代

備品類の用意にかかる料金も忘れてはいけません。

例えば、名札やパンフレットを作る場合、これらの制作費も必要です。一つ当たりの料金はそれほど高額ではありませんが、参加者が多い場合は1つ数百円程度でも合計額はかなりの料金になります。

恩師への贈り物代

恩師の贈り物は参加者一同からといった形になるので、こちらも用意に必要な料金を会費に含めましょう。相場は5,000~1万円程度です。

あらかじめ会費に含めて徴収しておくと別途一人ひとりから徴収する必要がなくなるので、手間が省けます。

ドタキャン対応のための予備料金

ドタキャンが発生すると、食事のキャンセル料や会場の変更料が必要になることがあります。数人のドタキャンが出る可能性もあるので、余裕をもって万が一の予備料金を会費に含めておきましょう。あとでドタキャン者からしっかり徴収しましょう。

同窓会の会費についてよくある質問

同窓会の会費に関して疑問に感じやすいポイントを解説していきます。

先生からも会費をいただくべき?

先生を招待するにあたり、先生から会費を徴収すべきか悩んでしまうことが多いです。先生からはいただかない「招待制」と、いただく「会費制」があります。近年では、先生からもしっかり徴収しても全く問題ありません。

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

招待制のメリット・デメリット

会費をいただかない場合のメリットとして、先生の金銭的負担を軽減できることが挙げられます。また、先生に対して気遣いも伝えられるでしょう。

一方、先生から会費をいただかない場合は、参加者でその分の料金を割って負担しなければなりません。会費をいただく会費制と比較すると、参加者1人当たりの料金が上乗せされてしまうのがデメリットです。

特に少人数の同窓会でたくさんの先生を招く場合は1人当たりの料金が高額になってしまい、それが原因で参加者が減ってしまう可能性もあります。

会費制のメリット・デメリット

会費制にすることで先生の会費を参加者が負担する必要がなくなるため、会費を抑えられるのがメリットです。公平性を保つことにもつながります。

デメリットは先生の金銭的負担が増えることです。また、先生の中には「寸志」として心ばかりのお金を用意していることがあります。

会費の他にも寸志を用意すべきか悩ませてしまう可能性があるのもデメリットです。

会費をいただく場合は贈り物で感謝の気持ちを伝え、寸志と会費の両方を用意していた先生からは寸志のみ受け取るのも良いでしょう。

男女で料金に差をつけないほうがよい?

同窓会は平等であることが鉄則なので、男女で料金に差をつけないほうがよいといえます。男性側の不満に繋がってしまう可能性があるので、一律会費にしましょう。

会費は慎重に検討しないと失敗しやすい

同窓会で乾杯している様子

いかがだったでしょうか。同窓会の会費について解説しました。目安や内訳などをご理解いただけたかと思います。

多く徴収すると不満につながりますし、少なく徴収すると運営グループの負担が大きくなる可能性があるため、注意が必要です。

会場によってかかる料金が大きく変わってくるので、よく比較しながら会場選びをしましょう。検索サイト「Speedy」では同窓会におすすめのパーティー会場・宴会場を多数紹介しています。こちらもぜひご利用ください。

併せて同窓会に関するブログもございますので、ぜひご覧ください。

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同窓会の会場をお探しの方は、おすすめのパーティー会場が探せる検索サイト「Speedy」をご利用ください。Speedy

サイト監修者

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⼩⽥ 克⽂

株式会社Plus One代表取締役・MICE&パーティーアドバイザー

《略歴》

⼭⼝県生まれ。 福岡の中村学園⼤学を卒業後に保育士や一部上場会社のグループ会社営業を経験して、ブライダル最⼤⼿の株式会社 Plan・Do・Seeに8年勤務。 福岡のリゾートホテルに4年、東京本社に2年、京都の会場に2年、法人営業の勤務をしてホテル・旅行業界・MICEのノウハウを吸収。 ⼀般宴会(同窓会・忘年会・新年会・ 送別会・歓迎会・1.5次会・結婚式二次会)MICE 案件(会議・学会パーティー・展示会・周年パーティー・インセンティブパーティー)などのセールスや現場に携わり、同社で7年トップセールスとなる。 2015年8⽉に株式会社Plus Oneを設⽴し、宴会・MICEのコンサル・セミナーをしながら、日本中のおしゃれな会場を日本中・世界中の人に紹介するため2019年9⽉に検索サイト「Speedy」をローンチ。Speedyが様々な宴会ワードで1位に表示されるノウハウを元にSEO対策ビジネスも展開中。宴会やSEOに関するBlog記事も多数作成。


著者SNS:Instagram Facebook YouTube
2021年4⽉ 東京都パーティーアドバイザー就任
2022年4⽉ 観光庁パーティーアドバイザー就任
2023年観光庁が管轄する観光促進の専門家に登録されました。
出典:観光庁ホームページ

詳しいプロフィールはこちら>

※2024年8月30日プロフィール更新

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